以前に、学生のアルバイトは飲食店がオススメという記事を書きました。
飲食店でのアルバイトは学生にとってメリットが多いからです。
しかし、だからといってすべての飲食店がアルバイトにオススメなわけではありません。
むしろ、こんな飲食店で働くのは絶対にやめておけ!という店舗も数多くあります。
実際、飲食店で働いた人の声で、
・人間関係が悪くて、毎日アルバイトに行くのが苦痛だ。
・働く前のイメージとあまりに違いすぎてつらい…
こんな話をよく聞きます。
こんな思いはしたくないですね。
やっぱりアルバイトは、ストレスを感じず、楽しく働けるのが一番です!
この記事では、飲食店のアルバイト選びを失敗しないように、
絶対に、選んではいけない飲食店の特徴を7つご紹介します。
この記事を書く私は、こんな人です。↓
・学生時代、15歳のときから数多くのアルバイトを経験。
・ブラック企業と呼ばれる居酒屋全国チェーン店で、中国地方で一番の売り上げ伸び率を記録。
・今は、某有名飲食チェーン店でスーパーバイザーとして仕事をしています。
目次
1.仕事を教えてくれない飲食店はやめておけ

飲食店アルバイトの最も多い退職理由の一つに、「仕事を教えてもらえない」というのがあります。
想像してみてください。アルバイトを始めたばかりで、周りがキビキビ動く中、自分一人だけが何をしていいか分からず、突っ立ったままの状況を。これ、かなり精神的にきついですよね。実際、けっこう地獄です…
そうならないために、飲食店は新人教育をしなければなりません。この教育が出来ないお店で働くと、一人前になるまでの間、かなり孤独になります。そして多くの人が退職していきます。
仕事を教えてくれない飲食店を選ぶのは絶対にやめましょう。

でも、仕事を教えてくれるかどうか、どうやって
見分けたらいいの?
飲食店に食べにいったとき、注意深く見てください。いかにも新人アルバイトの子が、何をしていいか分からず困っていのに、他の従業員は気に留めず、働いているのを見かけることがあります。
そういった飲食店は、仕事を教えてくれない可能性が高いです。
また、全体的に接客が悪いお店は、根本的に教育不足なので、新人教育が出来ていない可能性が非常に高いです。
2.いつも求人を出している店はやめておけ
いつ求人情報を見ても、いつも求人が出ているお店ありませんか?
働きやすい場所にあるし、時給もいいのに何故?と思うことがあります。
求人がいつも出ている店は、やはり問題を抱えていて、新人アルバイトが続かないのが理由です。
新人アルバイトが辞めていく多くの理由は、以下のものがあります。
1 仕事を教えてもらえない
2 人間関係に悩んで
3 シフトに入れてもらえない
いつも求人を出している店舗の場合、求人を出しているくらいなので、人手不足が考えられます。
3の理由で新人アルバイトが退職していく可能性は低く、1か2の可能性が高くなります。
いつも求人を出しているお店を数多く見てきましたが、店長が新人教育出来なかったり、やけに新人に厳しいベテランアルバイトがいる店舗の場合が多いです。
3.店長が頼りなかったり、信用できない飲食店は辞めておけ


アルバイトの面接に行ったけど、時間通りに店長が来なかったり、
仕事内容の説明も適当だったから不安だなぁ…
飲食店において店長の存在はとても大きいものです。
他の会社であれば、社員が何人もいて、それぞれの社員が色々な仕事を分担します。
しかし、飲食店の場合、その店舗に社員は、店長一人だけということも珍しくありません。
そうなると必然的に、店長と顔を合わすことは多くなりますし、ほとんどの権限を店長が持っています。つまり、自分のアルバイトが良いものになるかどうかは、店長の影響が大きいのです。
もしも、面接のときや、働いている姿を見て、店長が頼りなく感じたり、信用できないと思ったのであれば、働くことはオススメしません。
4.繁盛していない飲食店はやめておけ

楽なアルバイトがいいから、忙しそうな店は避けよう!
こんな考えの方もいると思います。その考え自体が悪いわけではありません。「楽して稼ぐ。」いいじゃないですか。私も好きです。それに、その余った体力を勉強やスポーツに回すこともできます。
しかし、飲食店で暇そうなお店を探して働くのはオススメしません。
シンプルにお店が潰れてしまう可能性があるからです。
飲食店の倒産率は以下の通りです。
・オープンして5年未満で倒産 70%以上
・オープンして10年後で倒産 90%以上!!
どうですか?思った以上に倒産率高くありませんか?
求人が出ているからといって、安心してはいけません。流行っていないけど、人手不足だったり、求人を出したけど、売り上げ予測を大きく下回ってしまった。なんてことはよくあります。
お店がなくなってしまえば、また一からアルバイト探しをしなければなりません。
5.いつ行っても接客が悪い飲食店はやめておけ
接客が悪い店は、多くの問題を抱えている場合が多いです。
接客が良い飲食店というのは、お客様に喜んでもらうことが目的として、従業員で共有できているお店が多いです。そう思えるから、チームとしての協調性が出たり、みんなで達成感を味わうことが出来ます。
また、こういったお店の場合、従業員満足度(働いていて満足しているかどうか)が高い傾向にあります。
一方で、接客が悪い店は、特に目的意識もなく、とりあえず客が来たから、接客をしているという状況です。こういった状況では、チームとしての協調性も育ちませんし、なにより達成感がありません。達成感を感じない仕事というのは、やはり面白くありません。
そして、こういったお店は、従業員満足度が低い傾向にあります。
どうせなら、接客の質が高い職場ではたらくことをオススメします。
6.整理整頓が出来ていない飲食店はやめておけ

面接に行ったけど、事務所がめちゃくちゃ散らかっていた…
働く店舗の更衣室や事務所が散らかっていると、なんか不安になりませんか?
この不安当たっています!
整理整頓は、飲食店の基本です。
これが出来ていない店というのは、色々なことが雑で、いい加減な場合が多くあります。
例えば、
・本社から、自分宛の書類が届いたけど、店長が失くしてしまい、そのままにされた。
・制服の管理が出来ていないから、バイト初日、汚い制服を渡された。
整理整頓が出来ていない店舗では、こういったことが実際に起こってしまいます。
また、整理整頓が出来ていない店舗では物も無くなりやすく、金庫のお金や財布が盗まれたといった事件が起こる可能性も上がります。
こんな職場で働くの、嫌ですよね?
7.怪しい個人店はやめておけ
わざわざ、怪しいお店で働く人はいないと思いますが、念のためお伝えしておきます。
まず、個人(社員が店主一人だけといったようなお店)で営業されている飲食店のすべての労働環境が悪いわけではありません。
もちろん、個人店でも、素晴らしい管理をされ、働きやすいお店というのは沢山あります。
しかし、個人の店だと、大手チェーン店では起きない問題やミスが起きる場合があります。
例えば、タイムカードの給料計算についてです。
大手チェーン店では、全従業員のタイムカードをコンピューターで管理します。
一方、そこまでのシステムが出来ていない個人店では、手計算で給料計算をします。
手計算だと、どうしても間違いが起こりやすくなります。
間違いだとまだマシですが、中には悪意があって、少なく計算する、心無い人もいます。
個人店だと、店主がオーナーの場合が多いので、文句を直接言うしかないのと、他に監視してくれる人がいないのが、つらいところです。
もちろん、良い個人の飲食店もたくさんあります。
信頼できる店舗なら問題ありませんし、自分で見極めていくことが大切です。
この店は怪しいなってところには、くれぐれも注意してください。
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